【マツコ】<若者のテレビ離れに言及>「第七世代をどう料理するかだよ。包装紙を若くしたからって来ないんだよ、中身を変えなきゃ」

30秒でわかる要点

  • 2020年8月6日放送のテレビ朝日系『夜の巷を徘徊する』に、空想地図作家・今和泉隆行さんが登場しました。
  • 架空の百貨店の紙袋を見たマツコ・デラックスさんは、若者向けの見た目や若手出演者へ替えるだけでは客や視聴者は来ず、「中身」を変える必要があるという趣旨の持論を語りました。
  • 5chでは、出演者の世代交代より企画そのものが重要だという賛同と、若手への交代にも意味があるという反論が並びました。
  • 反応を整理すると、論点は「誰を出すか」だけではなく、番組の内容、届ける相手、テレビでリアルタイム視聴する理由の三つに分かれます。

報道から確認できること

元記事に保存されているテレビドガッチの紹介は「2020年8月7日 11時0分」付です。前日8月6日の『夜の巷を徘徊する』で、以前も番組に登場した空想地図作家・今和泉隆行さんとマツコさんが、架空の街や百貨店、ロゴ、紙袋を題材に話したと伝えています。

若手の空想地図を見た今和泉さんは、以前披露した架空の「中村市」を修正。マツコさんは、再開発や都市計画道路、城跡地の使い方まで現実味を増した地図に対し、面白みが減ったとしつつも「でもこれが真実よ」と評したとされています。

紙袋の話題では、マツコさんが「紙袋変えりゃ若い客が来ると思ったら大間違いだからな」と発言。さらにテレビにも重ねて、「第七世代をどう料理するかだよ。包装紙を若くしたからって来ないんだよ、中身を変えなきゃ来ないのよ」と述べました。ここまでが保存された報道内容です。

5chの反応:出演者を若くすれば解決するのか

ここからは5ch利用者の意見です。視聴者層、番組制作、芸人の人気やテレビ業界に関する記述は、確認済みの統計や制作側の公式見解ではありません。

世代交代より、まず企画の幅を求める声

マツコさんの比喩に近い反応では、若い出演者を配置しても、番組の型が同じなら新しい視聴体験にはならないと指摘されました。とくに、お笑い芸人を中心に据える番組が多いという印象から、出演者ではなく企画の種類を増やすべきだという議論へ広がっています。

テレビ=お笑い芸人
な時点で人材の層が薄くなってると言える
いろいろメニューあるけど全部ソース味の店みたい

この投稿が問題にしているのは個々の芸人の力量というより、異なる番組でも同じように見えてしまう編成です。「包装紙」と「中身」の違いを、出演者と企画の違いとして読み替えた反応といえます。

若手への交代を求める意見もある

一方で、上の世代が席を譲らなければ若い視聴者との接点は作れない、という反論もありました。ただし、既存番組の枠を若手へ渡すだけで視聴者まで若返るとは限らないという再反論も出ています。「誰を出すか」と「何をさせるか」は、切り離せない論点でした。

「第七世代」というまとめ方そのものについても、個々の芸人ではなく世代名を先に売り出しているように見える、区切ることで対象を狭めている、という違和感が示されました。逆に、若い世代と高齢層へ対象を分けるべきだという提案もあり、想定する視聴者像は一致していません。

テレビを選ぶ理由は「今見る価値」にある

出演者や世代とは別に、ネット配信がある時代にリアルタイムでテレビを見る理由が弱くなったという意見も目立ちます。その打開策として、生放送など同じ時間に見る意味のある番組を増やすべきだという声がありました。

リアルタイムで見せたいなら生中継モノに力入れないといけないけど
そこに逆行してるだけだものね日本のメディア

これに対しては、生中継には準備や出演者の拘束が必要で、制作費を抑えたい事情とは両立しにくいという見方もあります。掲示板上の推測ではありますが、「中身を変える」際の制作上の負担まで含めた論点です。

プラットフォームの変化か、見せ方の問題か

テレビからネットへの関心移動は止められず、テレビがなくならなくても厳しい状況は続くという見方もありました。

もうこの流れは変えられない
一般人の興味がラジオからテレビに変わったように今はテレビからネットに変わりつつある
テレビは絶滅こそしないだろうがお先真っ暗

その一方、見た目を変えることにも一定の効果があり、重要なのは新しい出演者を魅力的に見せる方法だという反論があります。

包装紙を変えるだけで食い付くアホは相当数いる
あとはどう「面白い人」や「売れてる人」に見せかけるかの勝負だ

表現は強いものの、これは「包装紙は無意味」とする意見への対立軸です。内容だけでなく、入口となる見せ方も視聴のきっかけになり得る、という主張として整理できます。

編集部の整理:「中身」を三つに分けると議論が見える

当時の反応を読み解く鍵は、「中身」を一語のままにしないことです。第一は企画の種類、第二は番組を届けたい相手、第三はテレビでその時間に見る理由です。若手を起用しても企画が同じなら変化を感じにくく、企画を変えても届けたい相手が曖昧なら接点を作りにくい。さらに、配信で後から見られる内容なら、リアルタイム視聴の必然性も弱くなります。

同時に、包装紙にあたる出演者や見せ方を変えることが無意味だとも言い切れません。掲示板の対立から見えるのは、若手起用か内容刷新かの二者択一ではなく、新しい出演者に合う企画と視聴理由まで一体で設計できるかという課題です。

なお、本稿は保存された2020年8月の報道と当時の5ch投稿だけを再構成しました。その後の番組編成、視聴動向、出演者の現況は補っていません。